毎日の“あたりまえ”を支える仕事

― 八雲マリア幼稚園の清掃作業 ―

① 地域の中で任されている仕事

平日、八雲シンフォニーでは協力機関である八雲マリア幼稚園の清掃作業に行っています。
主な作業はトイレ掃除ですが、子どもたちが毎日安心して、のびのびと過ごせる環境を整えるためのお手伝いとして取り組んでいます。

幼稚園は、子どもたちが毎日使う大切な場所です。
だからこそ、清掃には丁寧さや責任感が求められます。
こうした仕事を任せていただけていること自体が、元気村と地域との信頼関係の表れだと感じています。

八雲シンフォニーでは、利用者さんの社会参加を大切にしています。
実際の仕事に近い形で作業を行うことは、地域貢献であると同時に、一般就労に向けたステップアップにもつながる大切な経験になっていると感じています。

② 黙々と、でも確実に

利用者さんの作業はトイレ掃除が中心ですが、そのほかにも廊下のモップがけや掃除機がけなど、園内全体の清掃を行っています。

自分自身も、12月からこの幼稚園清掃に携わっていますが、正直に言うとかなり大変な作業です。
園内の設備は園児のサイズに合わせて作られているため、中腰やしゃがんだ姿勢での作業が多く、体への負担も少なくありません。
利用者さんも同じように「きつい」と感じる場面は多いと思います。

それでも、苦労して掃除した場所がピカピカにきれいになった時には、大きな達成感があります。
利用者さん同士も
「ここやるよ」
「こっち手伝おうか?」
「これは自分がやります」
と自然に声を掛け合い、それぞれが役割を見つけながら真剣に作業に取り組んでいます。

話し合い、協力しながら進めていくその姿は、いつ見ても本当に素晴らしいなと感じます。

③ 仕事を通して社会とつながる

この清掃作業には、たくさんの意味があると思っています。
利用者さんにとっての社会参加への架け橋であり、地域に貢献する喜びを感じられる仕事。
そして、何気ない掃除でも「ありがとう」と感謝される経験。

一見すると「ただの掃除」かもしれませんが、
社会の中で生きていくうえで大切なことを、実体験として学べる作業だと感じています。

これからも八雲シンフォニーでは、こうした一つひとつの仕事を大切にしながら、
地域とのつながりを大事にしていきたいと思います。

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